Travel diary Artist-in-residence

Anagama de BIZEN 30

フランスより
6月26日(水)

窯詰の日

色々と時間がなかったので、
昨日の夜まで轆轤をひいていた作品を窯に入れてしまいました。
お昼には仕上げをして。
備前の土よりだいぶ乾燥には強そうだけど、大丈夫かな・・・?

これは、ウチの備前の土ですると100%割れる自信があります。
収縮率が高いせいですかね、こういう扱いには弱い土です。

ほっぺたのコロガシまで詰めて
だいたいの窯詰は終わりました。

 

前に記事に書いたもぐらが掘ってたここら辺の浅い部分の土、
土竜土(勝手に命名)はどうなったかというと、
轆轤はほぼひけないような土でした。頑張って徳利を作っても、30分後には崩れ
落ちてしまうような土です。
どうにか作ってみたぐい呑は乾燥焚の際に入れてみたのですが、しっかり焼締ま
らず水は漏りました。
焼けているはずなのに、手で削り取れるような土です。
1000度ちょっとの乾燥焚の温度で棚板(たないた)にかるくくっ付いていました。
最高温度が1250前後の今回の焚き方には合わず溶けてしまうような印象を持ちま
した。

リベンジで茶碗と、徳利を作って同じ土で塗土(ぬりつち)をして、漏れをふさ
いでみました。
ですが、溶けそうな土なので、窯の中でこの土の横に置くのをみんな嫌がるので、
一番温度が低い煙突の下に設置をしました。さてどうなることやら。

窯詰をしながら、いらない木を裏で燃やしていました。
余った土竜土の板皿をついでに野焼きをしてみました。

写真のお供えは、お米と塩と赤ワインです。
土台になっている板皿が、土竜土野焼きの物で、黒い焦げみたいな焼け色もいい
感じです。
そして、お米が入ったぐい飲みが、先日の乾燥焚の時に入れていたものです。
温度が違うと同じ土でも、色が違いますね、この土は赤くなるんですね~
焼き物面白いです。

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